運命論

恋人がいない今、運命なんてものは眩し過ぎる。

学生時代、まだ心から愛する人がいた頃は運命というものは背中を照らしていて、直視する必要もなくすぐそばにあるように感じていた。

今では遠くを照らしている、遠いのに見てみると眩し過ぎて見ていられない。そんな力強さがある。

でもまぁ、そうやって考えてみると
追いかけたってだめで、気がつけばそばにやってくる、そんな存在なんだろうな。